ビジネスには、共感が足りない

私たちが追い求めてきた豊かさの裏側で、たくさんの社会課題が生まれています。

ビジネスが暮らしを豊かにしてくれた反面、ビジネスが世界の不都合な事実を生み出す原因になっていることを、私たちは知っています。
そこに足りなかったもの、それは、同じ地球上に生き、未来への想いを重ね合わせる 共 感 だったのではないでしょうか。

私たちは、共感から始まるビジネスで、社会を変える選択の時期にきています。

共感循環社会をつくる

ビジネスは、多くの人々の共感があってこそ成り立ちます。

現代ではSDGsが一般社会に広まり、Z世代/α世代は学校で社会課題を学び、企業や街はサスティナビリティを基準に選ばれる時代です。
このような時代背景の中で、社会課題に挑む経営者もたくさんいますが、社会の荒波のなか、自分の想いだけで経営を貫いていくことは簡単なことではありません。

社会への想いを実現しようと挑戦する経営者。
その想いに共感する顧客やスタッフ。
そして、経営者を支援する専門家のみなさん。

みんながひとつの想いを共有し、社会と共感することができれば、ビジネスで社会をより良くすることはできるはずです。

ビジネスで自分の想いを表現し、共感があふれる社会をつくる。

私たちは、「共感循環社会」を目指す仲間と一緒に、新しい未来を切り開いていきたいと考えています。

共感経営デザイン

ビジネスにおいて、社会課題解決のためのテーマは時代に応じて変化しています。それらに個別に対応するのではなく、経営者の想いを事業のコアに据え、社会に共感を広げる事業が生まれれば、時代の変化に左右されることはありません。

共感経営デザインは、社会からのニーズを柔軟に汲み取り、共感によって企業の新しい可能性を切り開いていく、これからのための経営手法です。

現状、ビジネスにおける社会課題への取り組みは、様々な角度から個別のテーマとして扱われ、時代に応じてテーマも求められるものも変わり続けています。言い換えれば、それは事業や経営者に対する社会からの期待や要望も変化し続けているということです。

こうしたテーマを対処的に取り組んでも、次のテーマが現れればまた新たな対応を取らなくてはなりません。また、顧客や社会との長期的な信頼関係をつくるためには、そうした企業姿勢には疑問を持つこともあります。

経営者にとって必要なことは、たとえ明日には取り組むべきテーマが変化しても、時代背景を臨機応変に汲み取り、本質的な対応ができる経営です。その中心となる共感経営を実装することが重要なのです。

経営者が社会への想いを叶えたいと思う一方で、経済合理性にあらがうのは簡単なことではなく、その結果、脇に置かざるを得ないことも多いことでしょう。

しかし、経営者が社会の期待に共感することからはじめることで、経営者の想いを事業を通じて社会に届けていくことができます。
このプロセスを通じて顧客・取引先・従業員・社会との間で共感が広がり、それは結果として事業や組織を支え、持続可能な事業の後押しとなります。私たちはこの経営プロセスを共感経営デザインと呼んでいます。

共感で支えられた事業や企業のあり方は、社会にも影響を与え、やがて共感循環型社会の形成につながっていきます。

顧客からの共感

経営者の想いから生まれた商品やサービスは、価格で得られる価値を超えて、顧客に「選ばれる」ようになります。事業を通じて行う顧客とのコミュニケーションは信頼へと変わり、あなたを応援したいという気持ちの表現が、購買や口コミ、紹介といった広がりを生んでいきます。

取引先からの共感

経営者の想いに基づいた事業は、それに共感するビジネスパートナーとの連携を強めます。取引を通じて、パートナー自身の想いもともに実現できるため、コミュニケーションや信頼関係の構築がよりスムーズに進みます。私たち「共感経営アソシエイト」も、こうした信頼関係の中でこそ活躍できる存在です。

従業員からの共感

会社や事業に対する想いに共感は、条件による関わりではなく、主体的に働く人材を引き寄せる力になります。ともに働く仲間との共感は、事業や組織の活性化に貢献するだけでなく、魅力的な企業としての発信力を高め、採用にもつながっていきます。

社会からの共感

経営者は、誰かの想いを形にする代弁者です。その想いは、顧客や従業員、取引先といった枠組みを超え、社会からの共感を生みます。みんなの期待に応えようとする経営姿勢こそが、メディアをはじめ、多くの人からの関心を集め、社会的な認知度を高める原動力となるのです。

共感経営アソシエイト

私たちが目指す経営支援者の姿「共感経営アソシエイト」のプログラムでは、経営者の想いを社会と重ね合わせ、サステイナビリティと経営を融合させていくことを目指します。

経営支援を実践している方の、サステナビリティに対する共感と深い理解は不可欠です。
一方で、サスティナビリティ分野に関わる専門家にとっては、CSRを一歩先に進めるために経営に実装させるための知識や手法が不可欠です。
私たちは支援者の課題を解決するプログラムを提供し、そして経営者と支援者が出会い、双方の想いに共感をしていける場を提供していきます。

経営者や事業を支援する私たちが描く想いは、経営者や事業が共感経営に変えていく過程を通じて乗せていくことができるでしょう。そして、社会をより良くしていく信頼のパートナーとして共感循環社会に貢献ができるのです。

共感経営デザインでは、経営者と社会/組織との共感を整理し、事業実装を通じて社会価値の創造をすることで、社会からの共感を得られる循環を描きます。

支援者自身も社会との共感から自身の想いを整理し、想いを共にできる経営者とイコールパートナーとして共感経営を支援してゆきます。
経営者だけでは実装しきれない様々なフェーズにおいて、支援者だからこそできる役割を行い、具体的な事業実装から社会への伝達をサポートし、社会からの共感が得られるような取組を行います。
そして、共感が信頼へと変わるような次のステージに向けて、共感経営の継続的支援を行ってゆくことで、支援者としての想い描く世界を経営者と共に描くことができるのです。

共感経営アソシエイト育成のための記念すべき第一期生を募集します。
ぜひ一緒に共感経営を広めていきましょう。

説明会開催

日程と申込方法

2024年

①6月12日(水) 20:00〜
②6月26日(水) 20:00〜

プログラム内容や開催日程など詳細につきましては、オンライン説明会にてご説明いたします。
ぜひご参加ください。

運営メンバー

中島 幸志 (なかしま こうじ)

共感起業大全 著者。30社以上の起業や経営を経験し、500人以上の起業家・経営者を支援してきた共感経営のエキスパート。ビジネスと社会性の両立を実践の立場から20年間研究し、共感で長く愛される事業に繋がる起業マインドをまとめた「共感起業大全」を2023年末に上梓。現在は、起業家として新規事業を毎年創造し、起業家・経営者の支援をする一方、愛知工業大学教員、情報経営イノベーション専門職大学客員教授など、アントレプレナーシップ(起業家教育)に関わる教育や研究、講演などを行っている。

菱木 信介 (ひしき しんすけ)

外資系大手コンサルティングファームにて経営・IT・業務に関するコンサルティングを行い、生命保険会社にて経営企画部長を従事、Fintechベンチャー起業・経営を経て、「サステナビリティを1歩でも前進させたい」というパーパスを具現化すべくCircular Economy Thinking合同会社を起業。これまで培った経営コンサルティング経験、起業経験・経営経験を活かし、Circular Economy実践の為の活動を行っている。他にもCXコンサルティングやエグゼクティブコーチングも行う。

脇田 長良 (わきた ながら)

大手IT企業にて、ITシステムの企画から開発、新規サービス起ち上げ等に従事。会社員を続ける傍らで、「孤独な経営者と伴走したい」と、飲食店等の支援を取り組む。この数年、子供の世代にいい地球を残したいと考え、環境にも経済にも有効なアプローチであるサーキュラーエコノミーをライフワークとして、個人生活から、企業活動まで幅広く取り組む。2024年から、よりサーキュラーな事業に取組むべく独立。中小企業診断士。

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